中国国内旅行は景色最高、体験最悪

中国の国内旅行で西北に行ってきました。

夫がしっかりと前調べしたおかげもあり、比較的観客が少ないタイミングで綺麗な景色を楽しむことが出来ました。

しかし、我慢ならないことが１つだけあります。それは、マナー悪い人•モラルが低い人が多過ぎることです！！！！

普段上海で生活する時も、マナー悪い人に出逢いますが、我慢できる範囲です。これが旅行中になると、出会う確率は急上昇します。

高速鉄道でずっっっと叫ぶ子供、あらゆる所で横入りしてくる人、態度が超〜悪いスタッフ…

特に横入りしてくる人を夫が注意すると、結構な割合で「横入りしましたけど何か？」という偉そうな態度の人が多かったです。

私はこの旅行にて、中国には見るから性格がキツそうな人が多い理由、わかった気がします…優しくて、のほほんとしてたら、ナメられていじめられるからです。極端に言えば、横入りする人も、態度悪いスタッフも、強面な男性には日よるくせに、泣寝入りしそうな人には偉そうな態度を取るんです。何だが、原始的な弱肉強食？を感じました。

実は学生時代で10カ国以上（主にヨーロッパ•東南アジア）旅行してますが、ここまでマナーの悪さが気になった体験は初めてですね。もしや当時は外国人として旅行してるのからであって、ローカル事情を知らないだけの可能性もあるが…

以前オフシーズンにドライブで上海近郊へ旅行した時は体験良かったので、人が大混雑する場所（高速鉄道など）に行かなければ体験は割といいです。また、飛行機に乗るのも、人は多いがマナー悪い人が若干減ります。（個人的偏見だが、チケット代が高ければ高いほど、マナー悪い人が少ないです）

個人的な結論としては、今回の旅行の景色は最高！旅行中の体験は最悪です！！

オススメの中国ドラマ「狂飙」（26話まで）

ここ数年の中国ドラマはつまらいのが多いですが、「狂飙」だけは別格でした！

「狂飙」のあらすじをざっくり言えば、刑事警官である「安欣」と悪の勢力「高启强」が闘う刑事ドラマです。

まず、ここ数年の中国ドラマがつまらない原因は以下が挙げられます。

• キャスティングに全く演技力のないタレントやアイドルを起用すること
• どこかで見たことあるような脚本で、続きの推測がつく
• ストーリーの設定が不条理で、人物像が薄っぺらいこと

一方で、「狂飙」は上記欠点がなく、私が好きな理由は下記を挙げられます。

• 役者全員の演技力が素晴らしい
• （26話までの）ストーリーはロジカルで最高な脚本
• 主役のみならず、脇役も非常に立体的な人物像である
• シンプルな勧善懲悪ではなく、リアルな社会を描写した

その中でも、元々真面目な善良市民である「高启强」があるきっかけにより、反社会的勢力のボスにのし上る道のりがとにかく面白いです。登場人物が善と悪の間で揺さぶられるリアルな描写がたまらないです。

唯一残念なのは、27話からが一気に「正しい価値観へ強引にこじつける正義モード」に入ることです。

いきなり由緒正しい曲が流れて、党への忠誠誓ったり、人民を守るための犠牲を強調したりする、みたいな内容を混ぜる感じです。どのドラマもこのモードになると、メインストーリーが影響されて、突っ込みどころ満載な状態に突入します。

正義が勝つのはいいが、強引にこじつけるのは違和感を感じます。まぁ・・・27話から無理やり「正義モード」に入っても、「悪人の心情描写は同情を呼ぶ可能性があって、社会的価値観に悪い影響を与える！！」と批判する人もいるぐらいなので、テレビ放送するためには27話以降も必須という訳です。

（27話以降で、口パクとセリフが合わない部分も多々あり、テレビ放送のために後付けで「特に影響悪い」セリフの内容を変えたようです）

結論としては、「狂飙」の26話までは非常にお勧めです。

（※26話までで一旦話も完結してます）

自分の中の、歴代中国ドラマランキングのベスト３には入ります！27話以降は興味あれば見てもいいが、個人的はちょっと同じドラマとは思えないぐらいのレベルでしたので、お勧めはしません。

気になる方はぜひチェックしてください~

上海でほとんど家事しなくなった経緯

義父母と同居しているのですが、家事を完璧にこなしてくれるのです。お義母さんのみでなく、お義父さんも同じぐらい家事をします。私がやろうとしても「あぁ、やらなくていい！やらなくていい！」と全力で断られるのです！！

リビングは「モデルルームか！？」ってぐらい片付いてます。また、料理は外食並みのレベルで、少なくともおかずは３つ以上かつ、毎日違う種類のスープを添えられます。

夫は料理できないが、家事は進んでやるので、私と夫の専用エリア（部屋・トイレ・お風呂）の掃除や洗濯は夫が７割、私が３割ぐらいやってます。（今のところ）子供はいない、家事もほとんどせず、仕事は在宅勤務で忙しくない状態で、今が人生一番楽な時期かもしれません🤔

実は私だって、高校の頃からお弁当は自分で用意し、実家ではよく家族にご飯を作っていたので、そこそこ料理ができるのです。

ただ今では、私が冷蔵庫を開ければ「どうしたの？」と聞かれ、キッチンに入れば「何探してるの？」と言われ、在宅勤務中に私がリビングに出れば「果物カットしてるから食べて！お茶を入れて冷やしてるから飲んで！」と義両親は部屋から飛び出してきます（私を子供だと思ってる！？）。正直、注目され過ぎて若干慣れない部分はありましたが、彼らなりの愛なので、喜んで受け取ってます。

そんなこんなで、家事をしないまま１年以上経ちました。正直中国料理にも若干飽きて、日本で食べ慣れたハンバーグやパスタ、うどんなどを食べたくなったのです。そこで、自分が作ると交渉することにしました。

普段の買い出しも基本義父母がやっているので、昨日こっそり家にある食材をチェックし、なんとカレールーを発見したのです。そこで、「せっかくカレールーがあるなら、カレーうどんを食べようよ！うどん・スライス肉・玉ねぎ・マッシュルームを買って欲しいなぁ~」と伝えました。そしたら「いいよ、じゃカレーうどんの作り方を教えてよ！」と言われましたが、「私が作る！！！」と押し通しました👏

って訳で、上海に来て初めてのお料理を作りました⭐️意外と好評でしたので、今後も少しずつ料理のレパートリーを増やし、「料理できる子」と認めてもらえるようにしたいです。

一方で義両親は私が中国料理に飽きたことを察したのか、「食べたい物あったら、私達にちゃんと言ってね！作り方調べるから」と念を押されました。私が料理する場面はまだまだ少ないようです👩‍🍳

昔苦手だった黒い飲み物は、今の大好物

今週のお題「苦手だったもの」と言えば、ブラックコーヒーです。

初めてブラックコーヒーを飲んだのは小1のころで、「なぜこんな不味い飲み物が存在するんだろう」というのが初めての感想でした。大量の砂糖とミルクを入れてやっと何とか飲めるものの、苦さのあまり二度と口にしたくないと心に決めたのです。

その後、ブラックコーヒーを飲み始めたのは中学のテスト勉強時で、眠くならない「薬」として、がぶ飲みするようになりました。

そして新社会人の頃に、ついにブラックコーヒーを美味しく飲めるようになったのです！！朝まずコーヒーを飲まないと頭がスッキリしないような体になってしまいました☕️

（ちなみに上海ロックダウン中に一番心配だったのが、コーヒーを切らしてしまうことでした💦）

今では毎朝まずドリップコーヒーを入れて、気分によって少しミルクとココナッツジュースを足して飲むことが日課です。基本甘さなしのコーヒーが好きですが、中国に来てからココナッツラテだけには目がないので、ココナッツの甘さがあってもOKです。

ちなみに、瑞星咖啡の生椰拿铁（不另外加糖）がめっちゃ好きです🥥最近は毎週9.9元のクーポン配賦しているので、必ず生椰拿铁を頼みます。

中国のメーカーでお気に入りのドリップコーヒーは幸鹿咖啡で、その中でも01番の酸味無しで一番濃いのが好みで、セール時などに大量買いしてます。だいたい一杯1.5元以下（30円以下）で飲めるので、お勧めです⭐️

中国で持ちきりの話題と言えば・・・処理水放出

処理水の放出について、中国のSNSでは連日プロパガンダレベルの騒ぎですね。やっと国民の不満の捌け口を見つけたと言わんばかりの勢いです。科学ではなく政治の話にこっそりとすり替えてるあたり、ゼロコロナ政策の感じに似てるなぁ~と思いました。

幸い、夫はこの件に対して論理的に対話できる人で良かったです。

彼としては「選べるならば原発事故なんか起こさないのが一番だが、タイムスリップはできないし、ずっと処理せず汚染水のまま埋めても容器が解けて知らない間に広がるのはもっと怖いよ。放出を公言してるから、あらゆる国が注目してしっかりと検査してるんじゃない？EUは食品安全に非常に厳しいのに、輸入禁止にしてないし、輸入品の検査で何かあったらすぐ公になるよ。世界中がグルになってデータ改ざんするのは無理でしょう。」「ただ、検査項目以外の部分で、人体に影響を及ぼすかは時間が経たないとわからないね。検査したからと言って、100%安全とは確かに言い切れないとは思う。」とのことでした。変えられない事実だが、原発事故を起こしたこと自体が良くなかったのはごもっともだし、確かに100％安全とは言い切れませんね。

物分かりの良い方とであれば、この話をするは強ち嫌ではありませんが、プロパガンダに煽られて個人を攻撃してくるのは非常に面倒です。SNS上であれば見なきゃいいのですが、リアルの人間関係でそれをやるのは迷惑極まりないです。中国滞在の日本の方で嫌がらせのようなメッセージを受け取ったと聞きましたが、私は今のところありません。元首相の安倍さんが暗殺された際に、WeChatでこっちが気分悪くなるような発言をしてくる人は皆ブロックして距離置いたから、そのような人がもう周りにいないからかもしれません。

政治の話は揉めやすいので、実際は大抵スルーしますが、相手の気分を害するような発言を平気でする人とは一切関わらないのが無難だと思ってます。

こういうことが発生すると、やっぱり価値観を分かち合えるコミュニティで生活するのが楽なんだよなぁ~と少しだけ日本に戻りたくなります。まぁ、日本に戻っても分かち合えない人だって大勢いますが・・・自分が圧倒的少数派に陥ることがなかったから、居心地の悪さを感じなかったのかもしれません。結局どこで生活してもメリット・デメリットはありますね。今は、過激化して反日デモとか起きて生活が影響される、なんてことがないよう願ってます~

生ニンニクをそのままかじる焼肉🧄

新規開店した東北焼肉店が２人用コースを50元（約1000円）で提供するという激安キャンペーンをやっていたので、行ってきました~コース内容は、ビーフ一皿・ポーク一皿・チキンステーキ一皿・冷麺１つ・野菜和え一皿・デザート二つでした。かなりボリュームがあり、食べきれなかったです。通常値段は250元（約5000円）ほどで、おそらくイベント時はもはや原価以下で売ってる気がします・・・

色んな香辛料が効いた焼肉が好きで、東北焼肉店はまさにその食べ方です！小料区と呼ばれたつけダレを入れる場所では、クミンやパクチー・ネギ・唐辛子などあらゆる調味料があります。それだけでなく、なんと生ニンニクと青唐辛子スライスを出されて、お肉と一緒にレタスに包んで食べるようです。強烈な味になりそうだなと思いながらも試してみると、驚くほど美味しかったです。お肉の質もよかったので、リピート予定です。

ちなみに全てお店のスタッフがこちらの食べ加減を見ながら焼いてくれたのですが、焼く人の隣に見習いスタッフも立ってたので、ちょっと気まずさを感じました。自分で焼いてもいいので、次は自分たちでやるとスタッフに伝えようと思います！

辛い食べ物が好きな私にとって、日々美食を囲まれるのは中国に住む大きなメリットの一つです🍻

北朝鮮にも高層ビルが立ち並ぶ！？

訳があって丹東という北朝鮮の国境都市に行ってきました。

鴨緑江の向こう側は北朝鮮で、結構はっきり見ることができます。10年ほど前に訪れた際の北朝鮮側は、平屋か二階建ての建築が並んでたイメージでしたが、なんと今回は高層ビルが立ち並んでました！！以前は夜になると、丹東側のキラキライルミネーションと北朝鮮側の明かり一つない真っ暗さが対照的で、印象に残ってます。今回は夜になると北朝鮮側もイルミネーションではないがそれなりの数のライトがあって、真っ暗ではなくなりました。

北朝鮮は謎に包まれた国で、裕福ではないイメージでしたが、きっと彼らのペースで発展をしてるんだなぁ~と感心しました。